さて、今日は改めて私の「赤ちゃんが言葉を覚えていくように英語を話せるようになりたい」という思いを後押ししてくれた本や、動画、ブログサイトなどをまとめて紹介したいと思います。
ちなみにこの記事を書いている今、youtubeで英語のドラマを聴いてます。聴き取れますよ!
英英辞書を初心者から使う事を後押ししてくれたサイト!
但し、英和辞典も併用します。
「専門用語」などは最初から英英辞典で調べても難しかったので、英和辞典でサクっと最初に調べて、後から英英辞典で調べた方が時間的にも効率よかったためです。
(特に医療用語や政治用語など)
- アンチ・バベルの塔(The Tower of Anti-Babel)
(マルコムXは英英辞典を暗記した!)というブログシリーズは必読ですよ。 - みんなの英語ひろば
(私はこんな勉強をして、通訳になった〜辞書一冊暗記しました〜)という記事も非常に参考になります。
この2つのサイトを見つけたキッカケは英単語の本を買ったはいいけれど、どんなに色々とオススメされた本でも、何故かしっくり来なくて「英単語ボヘミアン」を繰り返していたので、「やっぱり英英辞書一冊をしっかり読んだらいいんじゃないかな?」と考えた時に確か、「英英辞書 暗記」とか「英英辞書を読む」などのキーワードで検索した時にヒットしたと思います。
実はこの2つサイトでは「英英辞書の暗記」を推奨してます。
なので、私が「暗記しない」と言っている事と全く反対ですが、「英英辞書」を使うという点で一致しています。
また、私たち日本人が日本語を覚える時に暗記をしてこなかったわけですから、むしろ無理にその場で暗記をするというよりも、その英単語に「出会う回数を増やす」という機会作りを工夫していきたいと思います。
それが、ひいては暗記と同様になると考えるからです。
「みんなの英語ひろば」の方も確か、「アンチ・バベルの塔(The Tower of Anti-Babel)」をチェックされて刺激を受けたと書いてあったと思います。こちらも暗記派です。
とにかく、暗記に挑戦したい!と思う方なら尚更、参考になるサイトです。
本質は英英辞書を使って早いうちから慣れる!という事と、アレコレと単語帳を買い揃えなくても英英辞書を1冊じっくりと暗記、もしくは何度も読むといいですよ。。。という事。
「英英辞書を使おう!」と決めたら、次は「ネイティヴ向けの英英辞書が良いか?」、「学習者向けが良いか?」という議論になると思いますが、いずれ買い足すくらいなら最初から「ネイティヴ向け」が良いと個人的には思います。
そして、「イラスト入りのネイティヴの児童向け英英辞書」と、「普通レベルの英英辞書」の両方を持っていればいいのでは? と考えます。
暗記をしないで英英辞書を何度も読もう! と思えた本
立ち読みでしたが(本屋さん、すみません。。。)これは参考になりました。
因みに、この本は別に暗記を否定はしてないです。
- 山口真由著「東大主席弁護士が教える7回読み勉強法」
英語に限らず、1冊の教科書や参考書などを何度も繰り返し勉強している方は多いと思います。
英語であれば1冊の英単語帳を何度も何度も繰り返して勉強する。
要はこの事です。
私は英語の多読の対象に「英英辞典」もいいかな?と思っています。
そして何度か読むのもいいかと。
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日本語をなるべく介さないで英語脳を作ろうと後押ししてくれた本!
- 松本 亨 著書「英語で考えるには 〜そのヒケツと練習〜」
- 石渡 誠 著書「英語を本気でモノにするための「学習法」」(kindle版のみ)
- 齋藤 兼司 著書「留学しないで英語の頭をつくる方法」
松本亨 著書「英語で考えるには 〜そのヒケツと練習〜」は、「練習」とタイトルにあるように問題集です。
ですが、「英語を英語で理解する」ことの重要性を強く説かれており、単なる問題集ではなく、どう考えるのかを懇切丁寧に説明されています。
この著書は「英語で考える本」を出版された後、読者よりexerciseが欲しいという声があり、出版されたようです。
1974年の著書。 松本亨氏はこの時、60歳だったようです。
私の主張は、初めから全く変わっていない。英語は英語で教えよ。英語をやるなら英語で考えるようになれ。英語を話せない者は、英語を教えてはいけない。英語のいみは音にある。この本は、読者が英語で考えるための助けになるように書いたものである。
「英語で考えるには 〜そのヒケツと練習〜」の 〜はしがき〜 より一部抜粋
松本亨氏の教材は色褪せる事なく、現在でも書店に行けば置いてあります。昔からず〜とある教材らしく、流行り廃りに関係なく、一部ではあるものの販売され続けているのはそれだけ信用される教材という事でしょう。
TOEIC高得点の方が松本亨氏の著書について、「例題は古いけれど素晴らしい内容だ」と書いてあるブログを見つけることがあります。
とにかく日本語を介さずに英語を英語のままで理解する事を口酸っぱく説かれています。
また、洋書などに触れる際も、いきなり難しいのから読まずに易しい内容の本を読み「速読」をし、それが多読に繋がるとも書かれています。
今は「英語の多読」が流行っていますが、随分前から推奨されてたんですね。
この本をキッカケに色々と松本氏の著書は読みました。
また松本亨氏は、当時大統領だった「ケネディ大統領のスピーチ」を暗唱する大切さを説かれ、その他、松本亨氏自身が書かれた小説も生徒に暗唱させたようです。
もちろん、音声を聴きます。当時はカセットテープ。
この暗唱する時のポイントは以下の通り。
- 意味はわからくてもいい。
- 音声はきちんと聴く。
- 発音はもちろん、ケネディ大統領のスピーチの抑揚、目線、など雰囲気も真似る事。
この「暗唱(音読)」を何回もするというのは、結局「暗記」らしいのですが、目的は「暗記」というより、ヒアリングに強くなり、ネイティブと同じ発音に近づけ、自ら発する事により自然な英語を身につけさせると理解してます。
私は、とりあえず偉人のスピーチの暗唱もいいのですが、映画やドラマのセリフをブツブツ呟いて自然に覚えるようにしたいと思います。
また、ルーサー・キング牧師のスピーチは何度聞いても泣けるので、彼のスピーチは暗唱したいと思います。
今は、オバマ元大統領や、スティーヴ・ジョブズのスピーチの本も出版されてますね。
次に紹介する石渡誠氏の著書「英語を本気でモノにするための「学習法」」(kindle版のみ)と、動画で更に、松本亨氏が説かれていた「英語を英語のまま理解する」と言う考えが正しいと腑に落ちました。
何故なら、実際に松本亨氏に直接師事されて英語が話せるようになり、今では英語学校を経営されている方のため、説得力が違います。
石渡誠氏を知ったのは、松本亨氏の著書に出会い、松本亨氏の事を更に色々と調べた時に石渡氏のインタビュー記事を見つけたのが最初です。
直接、松本亨氏に英語を習われた方のインタビューという事で何度も読み返し、その後に石渡誠氏の著書を購入して熟読しました。(kindle版のみ)
やはり、松本亨氏の授業は英語を介さない授業だったようで、「英文解釈のための英文法」は習わなかったとの事。
実際にケネディ大統領のスピーチを暗唱されたり、日本語を介さない授業を受けられ、最初から英英辞書を使う事の大切さを身を以て経験されているので、その過程も詳しく載っているこの著書は非常に参考になると思います。
ただ1点、実は当時の私には、松本亨氏、石渡誠氏それぞれの著書に書かれているケネディ大統領のスピーチや、様々な文章を「意味がわからなくても、とにかく暗唱する」という事がそんなに効果ある事なのか、少し疑問が残りました。
が、これも石渡誠氏の動画を見て「なるほど〜」と納得しました。
以下、石渡誠氏の参考になる動画のタイトルをお知らせしますね。
公式サイトでは無いようなのでこちらに貼れず、リンクも飛ばせませんので、どうぞ検索してチェックしてみて下さい。
youtubeで下の動画タイトルと石渡誠氏の名前で検索して見て下さいね。
- 「1年目に覚えた英語の量」こちらの動画の4分16分くらいから、暗唱したあとの効果を話されてます。
- 「暗唱の効果が出るまでの道」とても参考になります。
- 「石渡誠 3ヶ月英語脳育成・英英辞典活用法」こちらは講演の様子です。英英辞書の使い方、必要性などをわかりやすく話されてます。
私は「英作」「翻訳」という観点から「日本語を介す」事にしましたが。
最後に齋藤兼司氏著書の「留学しないで英語の頭を作る方法」を紹介します。
たまたま書店で手にした本で、これも他の2つと同じく「英語を英語のまま理解する」という事が書かれていて、自身もそのようにして英語のスキルを身につけられたようです。
お子さん3人もバイリンガルのようで、その経緯にも触れています。
この本の特徴は、「学習方法」はもちろん、「どのタイミングで何を勉強したら良いのか」がわかるタイムテーブルが載っている事と、「おすすめの教材」などが紹介されている事です。
この著書で紹介されていたのが、「Just Look’n Learn English Picture Dictionary」でしたので、早速購入しました。
とても参考になる本です。
洋書の多読、洋画や海外ドラマで英語に触れようと思ったキッカケのサイト。
この3つのサイトは皆さんご存知だと思います。
「めざせ100万語!多読で学ぶSSS英語学習法」は、「洋書の多読」というものを定着させたと思います。
このサイトでは、掲示板があり、参加者が100万語に達成するまで励まし合っている模様が手に取るようにわかります。
とにかく、洋書の多読をレベルの易しいのからどんどん読んでいく事を提唱され、松本亨氏と同じです。
「100万語に達成したら話せるのか?」など議論があるようですが、「話す」という事は洋画や海外ドラマで補えばいいわけで、英文を読む事により英単語や、その英単語を使った表現に慣れ親しみ、英文法にも無意識に強くなっていく。。。という事を信じたいと思います。
「シットこむで笑え!海外ドラマ「フレンズ」英語攻略ガイド」は、南谷三世さんのサイトですね。
著書も多く出版されてます。
本当に地道に大人気海外ドラマの「フレンズ」の中から、気になる、為になるセリフなどを分析してブログにアップされてます。
海外ドラマを通じてTOEIC高得点を獲られていらっしゃって、とても参考になりまりた。
「TOEIC&英会話学習*英語学習お助けサイト」はRomyさんのサイト。
こちらのサイトで初めて海外ドラマを使った勉強法を知って「これだ!」と思いました。
絵本など、洋書の音声が聴きたいと思った時の朗読動画サイト
どれも、海外の絵本や本を朗読してくれるサイトです。
たまに洋書を読んでいると、やはり音声も聴きたくなります。
そんな時に、これらのサイトをチェックするととても音声も字幕もあって一石二鳥です。
面白いのは「Storyline OnlineーWhere Reading Is Fun!」では、ハリウッドの俳優たちが朗読してくれる事です。
英語脳は大人になっても作れる!と確信した科学者の論文。
よく、子供の時から英語に触れないと「バイリンガル」は無理らしいのですが、以下の記事に書いたように、脳神経外科医であり、日本医学英語教育学名誉理事でもある植村研一氏が、大人でも脳に「英語野」を作る事ができると論文で述べられるのです。
私はこれが則ち「英語脳」なのでは?と非常に希望が持てました。
「ヒアリング」からの勉強をとても重要視されてます。
フォニックスで発音と綴りのルールを知ると便利!
- 英語教育のmpi(日本に初めてフォニックスを紹介した松香洋子さん主催の英語学校のサイト)
ここ最近、フォニックスについての本が書店に並ぶようになりました。ですので、ご存知の方もいらっしゃると思うのですが、絶対にフォニックスの勉強は初期段階からやっていった方がいいようです。
常日頃、「英語の発音と綴りの関連付けが解らない」と悩んでました。
「どうしてこんな綴りなんだろう?」と。
そんな時に「フォニックス」を知り、納得しました! 「ルールがちゃんとあるのね」と。英語圏の子供達はじっくりとこのルールを勉強するようです。しかも何年もかけて。
フォニックスの本は本場の洋書もあるのですが、発音については多いですが、綴りとの関連付けについてあまり良いものはありませんでした。たまたまかもしれませんが。。。
そこで、私は松香洋子さん著書をオススメします。発音する際の口元のイラストや注意するべき点などが書いてあって視覚的にも参考になるからです。
私は、海外のフォニックスのテキストを1つシリーズで購入しています。
ですが、より綴りに関連付けたテキストが欲しかったので改めて「日本初!フォニックスの認定『mpiフォニックス認定(R)』というテキストを購入しました。日本橋の大丸書店に売っていたのですが、Amazonではないので、書店か、mpiの公式サイトから購入するのをおすすめします。
とにかく、絶対にフォニックスは英語の勉強と並行して初期段階から取り組んだ方がいいです。
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色々と紹介してきました。